2013-12-3

御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターにて、Scenargie Workshop 2013, Tokyoを開催しました。2回目となる今回のワークショップでは、Scenargieの現状と今後についての説明や、Scenargie 1.7の新機能・新モデルを紹介させて頂きました。

Scenargieの現状と今後についてのご説明では、Scenargieのこれまでのビジネス展開とその結果を踏まえた現在の取り組みと、今後の新たな可能性についてご説明すると同時に、新プロモーションや新ライセンス形態についてご案内させて頂きました。

Scenargie 1.7の新機能・新モデルのご紹介では、スライド画像やデモンストレーションを交え、DTN (Delay/Disruption Tolerant Network)に特化した機能、チャネル間干渉機能、トレース可視化機能など主な新機能をご紹介し、商品ラインアップに新たに加わったScenargie Comm Nodeについてもご紹介させて頂きました。

また、ワークショップ後半に企画したポスターセッションでは、8組のScenargieユーザに利用事例を発表して頂き、参加者間で熱心な意見交換・質疑応答が展開されました。 開発者とユーザ間の交流だけでなく、ユーザ間における情報発信・共有の場として、大いにご活用頂けたのではないかと思います。

前回参加者数を大幅に上回る約70名のScenargieユーザならびに関係者の方々にご参加頂き、非常に活発かつ有意義なワークショップとなりました。Workshopを通して皆様に頂きましたご意見、ご要望、アドバイスは、今後の製品開発ならびにサポート活動に活かすべく、社員一同精一杯努力して参ります。

プログラム

ワークショップの様子1

ワークショップの様子2

ポスターセッションの様子

 

2013-11-29

Scenargie® 1.7をリリースしました。Scenargie 1.7では、基本商品であるBase SimulatorにDTN向けのプロトコルモデルなど様々な新モデルを追加しました。また、伝播モデルであるITU-R P.1411や多賀モデルをBase Simulatorの標準機能と致しました。同じく基本商品のVisual Labでは、チャーティングの機能など様々な機能の拡張を行いました。

また、Dot Eleven ModuleやMulti-Agent Extension Moduleなどの主要拡張モジュールにも、細部に渡る機能拡張・改善を 加え、より忠実なシステム評価を行うことが可能となりました。

以下に、基本商品および拡張モジュールの主な新機能と新モデルなどをご紹介致します。

■ Visual Lab
 • スタティックルーティングテーブルの可視化
 • Object Type Editor の機能拡張
   -独自オブジェクトタイプの追加
   -独自パラメータの追加
   -独自統計値の追加
   -オブジェクトタイプ毎デフォルト値の設定
   -検索機能
 • チャート機能の拡張
   -表示内容の改良(ラベル、レジェンド)
   -マーカタイプの充実
   -複数ケース時のBarチャート表示内容の改良
 • CBR/VBRアプリケーション設定方法の拡張
  (パケット送信間隔、pps、bps)
 • オブジェクト可視化機能の充実
   -Fill/Borderの色、タイプの設定
   -マウスオーバによるオブジェクト情報表示
   -右クリックによるラベルの表示/非表示
 • アプリケーショントラフィックの可視化
   -送受信ノード間のリンク表示
 • その他
   -ラベルフォントサイズの変更機能
   -VideoClipでの時刻情報表示
   -ObjectPropertiesでのシミュレーションノードID表示

■ Base Simulator
 • 複数システムの同時利用機能
 • バーチャルペイロード機能
 • Iperfトラフィックモデル(TCP/UDPモード)
 • DTN向けBundleProtocol(Epidemic、Spray-And-Wait、Direct delivery)
 • DHCPモデル(アブストラクト、ISC-DHCP(Linuxのみ))
 • IPv6向け Neighbor Discovery Protocol  • 標高・樹木データのインポート(ITMモデル、Weissbergerモデル)
 • 標高を考慮したモビリティ
 • Okumura-Hata モデル
 • ITU-R P.1411、多賀モデルの標準機能化
 • アプリケーション間情報共有API

■ Dot Eleven Module
 • チャネル間干渉機能
 • チャネルボンディング機能
 • ACKの送信レートオプション(最低レート、DATAフレームと同一)
 • 再送フレーム数の統計値出力

■ Multi-Agent Extension Module
 • POIオブジェクトの導入
 • キャパシティの考慮

■ その他
 • Mac OS X 10.8 (Mountain Lion) サポート開始
 

2013-10-3

Scenargie Workshop 2013,Tokyoの参加申込受付を開始致しました。お申込の締切は11月15日となっております。多数のご参加をお待ちしております。 
開催のご案内と参加申込について 
 

2013-9-19

2013年12月3日、ソラシティカンファレンスセンター@御茶ノ水にて、Scenargie Workshop 2013,Tokyoを開催致します。現在、ワークショップ後半に行われるポスターセッションの発表者を募集しております。
ポスター発表者募集について
 

2013-7-10,11,12

2013年7月10~12日、北海道(帯広市)で開催されました、「マルチメディア、分散、協調とモバイル(DICOMO2013)シンポジウム」のデモセッション/企業展示に参加しました。
新たに開発したDTN (Delay/Disruption Tolerant Network) 向けのルーティング機能とマルチエージェントシミュレーションを用いて、災害により通信リンクが途絶えた状況でのDTNによる情報伝達のシミュレーションのデモを行いました。
Scenargieユーザをはじめ、DTNや災害時のユーザ行動に関する研究に携わる多くの方に興味を示して頂きました。

ポスター画像

デモムービー:

 




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