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2021-3-11 電子情報通信学会 総合大会 一般セッションで発表を行いました
2021年3月9日(火)~3月12日(金)に、オンライン開催された電子情報通信学会 総合大会において「災害時医療救護活動と必要とされる組織間連携のための情報共有システムの検討*」の発表を行いました。
発表概要:阪神・淡路大震災を契機に形成された災害派遣医療チーム(DMAT)が、日本での大規模災害発災時における医療救護活動の中心的な役割を担っている。一方、南海トラフ巨大地震などにおいて、広域に渡る被災地域各地に発災直後からくまなくDMATを派遣することは困難であることから、被災地域内で利用可能な医療資源を用いた医療救護活動も同時に求められている。DMAT到着前から医療救護活動を実施する上での最大の課題は、被災地域内の複数分野の組織の横断的な連携を必要とし、医療ニーズと医療資源情報を迅速に共有・把握することにある。そこで本研究では、被災地域における医療救護活動データの共有と多組織間連携を実現する救護活動データ共有・連携システムの検討を行う。
* 本研究の成果は、2020年度より九州工業大学と共同で取り組んでいる国立研究開発法人情報通信研究機構の委託研究「令和2年度新規委託研究「データ連携・利活用による地域課題解決のための実証型研究開発(第3回)」」の成果です。
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